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男性でもカンジダになることがある?主な症状や特徴について

2020年04月15日

男性は基本的に、女性と性的接触があったとしても感染しにくいと言われています。感染しても症状はとても軽く、気付かれないことの方が多いです。しかし、包茎・糖尿病・ステロイド剤を使用中・消耗性疾患がある方は症状が出やすい傾向にあります。

症状として最も多いのは、亀頭包皮炎です。亀頭包皮炎亀では頭部や包皮に白いカス状のもの(白色苔)が現れたり、患部のカサつきがみられます。亀頭包皮炎亀以外では、かゆみ・違和感・発赤・赤い湿疹・小水疱・びらん・浸軟もよく現れる症状です。浸軟は、高温多湿により角質がふやけて角質が持つバリア機能や組織耐久性が低下することを言います。

以上の状態がある時には性器カンジダ症の特徴的な症状から感染・発症が疑われるため、受診の際は亀頭冠状部やその周辺部位を綿棒で擦過して採取した検体を簡易培地で培養し総合的に診断します。初期症状を放置し続けると、かゆみの増加・包皮の分泌物・尿道炎による排尿痛が起こり得ます。

性器構造や生理周期によるホルモンの分泌変化などの影響を受けやすい女性の方がかかりやすいからと油断していると、男性も大変な不快症状に見舞われることになります。些細な異変も見逃さず、蔓延させないように意識しながら治療しましょう。治療薬と同成分なら市販薬や輸入代行で入手できるものでも対応可能ですが、病気の特定や現状態に対する薬使用の是非などを判断するために1度は受診してください。

男性はカンジダになりにくいのは確かですが、包茎の方はリスクがやや高めです。包茎は構造上雑菌が溜まりやすく、部位的に湿気も生じやすいことも相まって、包茎でない方よりもカンジダになるリスクが少し高くなります。意識的な洗浄と清潔を心がけましょう。通気性の良い下着を着用したり、刺激性の強い洗剤の使用を避けることも対策に繋がります。包茎でない方も部位的な湿気問題は平等にあるため、感染や蔓延を阻止する意識を持って行動することは大事です。

治療法については、女性の場合と同じ有効成分を用います。エンペシドクリームなど、クリームや軟膏といった塗るタイプの抗真菌剤が主流です。使用中の薬がある方はそれが原因で免疫力が低下し感染した可能性があるため、ちゃんと医師に伝えてください。治療薬を使用し続けても症状が改善しない場合は、別の感染症の疑いがあります。男性に起きる性器の感染症は症状の特徴が似通うことが多いため、いずれの状態も自己判断せず、泌尿器科・皮膚科・男性特有の疾患を診る医師に相談した方が安全です。